Siemensは、シミュレーションソフトウェアサプライヤーのCD-adapcoを買収
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共同プレスリリース
Siemens、CD-adapco

2016年1月25日、ミュンヘン

Siemensは、シミュレーションソフトウェアサプライヤーのCD-adapcoを買収

  • Siemensは産業用ソフトウェアの製品ラインを拡大
  • CD-adapcoは数値流体解析(CFD)シミュレーションにおけるリード企業
  • 購入金額は9億7000万ドル

SiemensとCD-adapcoは、SiemensによりCD-adapcoを買収するため株式買取契約を進めてきました。購入金額は9億7000万ドルです。CD-adapcoは流体解析(CFD)、固体力学(CSM)、伝熱、質点力学、反応流れ、電気化学、音響、レオロジーを含む幅広いエンジニアリング領域を対象とするソフトウェアソリューションを持つ世界的なエンジニアリングシミュレーション企業です。最新の会計年度では、CD-adapcoは900名以上の従業員とソフトウェアでは常時2桁の利益を伴う2億ドル近い売上がありました。平均して、CD-adapcoは過去3年間の会計年度を通じて一貫して年間12パーセントの収益を上げてきました。Siemensはこのビジネスが将来にわたり安定して成長し続けることを期待しています。

Siemensの取締役のひとりであるKlaus Helmrich氏は次のように語りました。「Vision 2020の一部として、SiemensはCD-adapcoを買収し、デジタルビジネスにおける成長に焦点を合せ、産業用ソフトウェアの領域におけるポートフォリオを拡大しています。シミュレーションソフトウェアは顧客により速く、より安価に、より良い製品を市場に投入するために極めて重要です。CD-adapcoの買収により、私たちは、ワールドクラスの産業用ソフトウェアの製品ラインを補完し、デジタルの企業向け製品ラインをさらに拡大するという私たちの戦略を実行することができる、確立したテクノロジー業界のリード企業を獲得したことになります。」

CD-adapcoは、複合領域設計探査(MDX)という独自のビジョンを持つ世界的なエンジニアリングシミュレーション企業です。エンジニアリングシミュレーションは、イノベーションを引き出し製品の開発コストを抑える設計プロセスに最も信頼性の高い情報の流れを提供します。旗艦製品のSTAR-CCM+をはじめとするCD-adapcoのシミュレーションツールにより、エンジニアはよりよい設計をより早く見つけ出すことができます。CD-adapcoには現在、世界で3200社以上の顧客がいます。そのソフトウェアは現在、15大自動車会社のうち14社、航空宇宙産業へのトップ10のサプライヤーの全て、およびエネルギーや船舶業界の10大メーカーのうち9社が使用しています。

CD-adapcoのCEOで社長のSharron MacDonaldは次のように語りました。「私はCD-adapcoの従業員とお客様の両方にとって大変嬉しいことだと思います。Siemensによる買収がもたらすチャンスは無限です。私たちの創業者のビジョンは、世界規模の製造と工業の技術の統合や、エンジニアリングシミュレーションがこれまで以上に製品と会社により大きなインパクトを与える事業戦略において実現するでしょう。」

CD-adapcoは米国ニューヨーク州メルビルに本社があり、世界に40の拠点を持っています。Siemens は税引前利益において相乗効果を期待しており、主に売上から5年以内の決算において約5000万ドルクラスの上乗せになると想定しています。取引の成立は慣例に従い2016年の会計年度の後半に行われる予定です。

CD-adapcoはSiemensのデジタルファクトリー(DF)部門のPLMソフトウェア部門に統合されます。DFはオートメーション技術の産業リーダーであり、製品ライフサイクル管理のリーディングプロバイダーです。デジタルファクトリー部門のCEOであるAnton Huber氏は次のように語ります。「CFDのような先進的なエンジニアリングシミュレーションツールが私たちの製品ラインに加わり、私たちの組織にその分野の経験豊富な専門家が加わることにより、私たちは製品の精密なデジタルツインを生み出すモデルベースのシミュレーションに対してコア・コンピタンスを格段に高めています。

デジタルファクトリー部門は、例えば、自動車や航空機の製造、機械製造や電子機器といった個別の産業部門に提供するSiemensの全ての事業を包括します。その製品ラインは、開発、製造、販売の間をシームレスにデータ技術的に連結する高性能で完全に統合されたソフトウェアやハードウェアの技術を含んでいます。Siemensは現在、バーチャルな製品開発と現実世界の製造を包括的に結び付ける技術を提供する唯一の企業です。新製品はコンピュータで設計され、テストされ、最適化され、一方では対応する製造プロセスは既に計画され実行されています。結果として、顧客は、向上した効率性やより大きな柔軟性、より速い市場への製品投入によりメリットを得ます。

プレス関係のお問合せ先
Alexander Becker
Tel.:+49 89 636-36558
E-mail: becker.alexander@siemens.com

CD-adapco
Elizabeth Arndt
Tel.: +1-614-312-5011
E-mail: elizabeth.arndt@cd-adapco.com

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■ シーメンスAGについて: シーメンスAG(本社:ベルリンおよびミュンヘン)は、165年以上にわたり、卓越したエンジニアリング、イノベーション、品質と信頼性、そして国際性を象徴するグローバル企業でありつづけています。電化、自動化、デジタル化の分野を中心に、世界200カ国以上で事業を展開しています。シーメンスはエネルギー効率に優れた省資源技術を世界で最も多く提供している企業のひとつであり、洋上風力発電の建造においては世界一、コンバインドサイクル発電ではタービンの主要サプライヤー、送電ソリューションでは大手プロバイダー、そしてインフラストラクチャー・ソリューションならびに産業向け自動化ソリューションとソフトウェア・ソリューションのパイオニアです。さらにシーメンスは、コンピュータ断層撮影装置(CT)や磁気共鳴画像診断装置(MR)などの医用画像診断装置の大手サプライヤーでもあり、臨床検査および医療情報ITのリーダーでもあります。2015年9月末に終了した2015年度において、継続事業の売上高は756億ユーロ、純利益は74億ユーロでした。2015年9月末時点の全世界の社員数は34万8,000人です。詳しい情報は、www.siemens.comにてご覧いただけます。

CD-adapco(http://www.cd-adapco.com)は、複合領域設計探査(MDX)という独自のビジョンを持つ世界的なエンジニアリングシミュレーション企業です。エンジニアリングシミュレーションは、イノベーションを引き出し製品の開発コストを抑える設計プロセスに最も信頼性の高い情報の流れを提供します。旗艦製品のSTAR-CCM+をはじめとするCD-adapcoのシミュレーションツールにより、顧客はよりよい設計をより早く見つけ出すことができます。CD-adapcoは流体解析(CFD)、固体力学(CSM)、伝熱、質点力学、反応流れ、電気化学、音響、レオロジーを含む幅広いエンジニアリング領域を対象とするソフトウェアソリューションを持つ世界的なエンジニアリングシミュレーション企業です。平均して、CD-adapcoは過去3年間の会計年度を通じて一貫して年間12パーセントの収益を上げてきました。CD-adapcoは世界中の40の戦略拠点で働く900名以上の才能ある従業員を雇用しています。

プレスリリース原文(英語)はこちら

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